協力事業主紹介~美紘建興株式会社 平中社長インタビュー

 今回協力事業主紹介として訪問いたしましたのは、町田地区更生保護事業協力事業主会副会長の美紘(みひろ)建興株式会社の平中洋行(たいなかひろゆき)社長です。専務でいらっしゃる奥様とご一緒にお話を伺いました。

〇 どんなお仕事をされている会社ですか?
 建設現場でコンクリート建造物を作成する際の、コンクリートを流し込む型枠を作る仕事です。そのほか、足場や型枠支保工の組み立てや溶接等も行っております。型枠大工は『多能工』と呼ばれ、大変重宝がられています。大きなものとしては高速道路やリニア新幹線の支柱も手掛けています。

〇 なぜ協力事業主になられたのですか?
 求人でハローワークに行ったとき「協力事業主」募集ポスターを見つけ、『就労支援』『社会貢献』に共感し協力事業主になりました。後で知ったのですが、その時点で雇用していた社員が矯正施設(少年院)出身だった、ということもありました。

〇 仕事は未経験者でもできますか?
 基本からしっかり指導していきます。また得意不得意を早い時点で見極め、まず得意な仕事に就かせ、後で不得意な仕事に取り組ませます。現在22人の社員のうち7人が就労支援で入社してきました。多い時で15人いました。延べ30~40人くらい就労支援で入社してきました。

〇 会社のアピールポイントはありますか?
 何より「人(ひと)」を大切にします。一人一人にしっかり目を配り、ここで働いてよかったと思える会社にしていきたいと思っています。また仕事の中での技術力を高めるのはもちろんですが、私も含め、職長などの指示する者の指導力を高めていくことも組織の結束を図る上で大事にしています。

〇 何か伝えたいことはありますか?
 就労支援で雇用した社員の中には、保護観察中の時はまじめに働いているが、保護観察が終わるとすぐ辞めてしまう者もいます。そんなことが何度かありますが、今後も『就労支援』を続けていきたいです。最後まで面倒を見る気がなければ「協力事業主」は務まらないと思います。また、協力事業主は建設業が多いと思うので、飲食業など他の業種が増えて欲しいと思っています。

 会社は町田街道沿いにあり、各現場から仕事を終え会社に戻られた社員の方への対応で大変忙しい中、取材を受けて下さいました。専務である奥様とのコンビネーションも素晴らしく、てきぱきとお答えいただき、あっという間に時間が過ぎていきました。ありがとうございました。

金森東の社屋

(広報部 佐川 雅夫)

協力事業主紹介~株式会社惠神 田形社長インタビュー

 今回協力事業主としてお話を伺ったのは、昨年5月に行われた「令和7年度町田地区更生保護事業協力事業主総会」で、新たに協力事業主会の会長に就任されました株式会社『惠神』の田形 剛社長です。

〇 どんなお仕事をされている会社ですか?
 給排水・空調・換気・ガス・電気の設備工事など生活に欠かせない業務を中心に行っております。また、設備工事に付帯するリフォーム・塗装・基礎・外柵・足場等の工事も協力会社が多数あり、一括請負をしております。

〇 なぜ協力事業主となられたのですか?
 8 年前に代表取締役となり、6 年前にオーナーとなったのですが、『惠神』は先代のオーナーの時に協力事業主となり、そのまま引き継ぎました。そして、知らないうちに会長になってしまいました(笑)。

〇 会社のアピールポイントはありますか?
 「ライフラインを通じてお客様にSMILEを!」をコンセプトにしています。厳格な社内基準(Strict)・匠の技術(Master)・感動する仕上がり(Impressive)・業界を牽引(Lead)・環境への配慮(Environment)のそれぞれの頭文字を繋げるとSMILEとなり、これを“笑顔”と共にお客様に届けます。

〇 何か伝えたいことはありますか?
 現在は希望がなく対象者を雇用しておりませんが、門戸は開いております。一方、技能実習生として9 名のインドネシア人が働いております。昨今日本での技能実習を希望する者が多く、すぐに日本で技能実習ができるように現地に日本語学校を立ち上げました。また、日本で技能を身に付け母国に戻ったときに、それが生かせるような受け皿となる会社を3年以内に設立する予定です。

 田形社長は20 歳半ばで島根県から裸一貫で出てこられ、50 歳を過ぎた現在もたくさんの夢をお持ちになっており、まだまだスタートだとおっしゃっていました。対象者へも、人生は長いので、多少の間違いがあっても投げやりにならず、夢や希望を持ち続けて生きていってほしいとおっしゃり、私自身もたくさん勇気をいただいた訪問でした。ありがとうございました。

田形社長
川崎営業所にて

(広報部 佐川 雅夫)

協力事業主紹介~有限会社ビケリフォーム 児島社長インタビュー

 今回、協力事業主として協力いただいている児島社長にお話を伺ってまいりました。児島社長はとっても気さくで、お若い頃からのエピソードを交えながら、楽しくお話をいただきました。

〇 会社の事業内容についてお聞かせください。
 戸建てのリフォームでの足場設置を専門としています。7割がハウスメーカーからの依頼で、社員は35人おります。10班を編成しそれぞれが10箇所の現場でリーダーを中心に責任をもって作業を進め、グループラインを利用してリアルタイムで作業状況等を共有しています。作業現場は東京・神奈川のほか埼玉にも足を延ばしています。依頼されて、内装リフォームやハウスクリーニングを行うこともありますが、基本的には戸建てリフォームの足場を専門としています。

〇 会社の特色やアピールポイントはありますか。
 建設業では珍しいと思いますが、『制服』を着用しています。安全教育・安全対策を徹底しており、道具の使い方にも細心の注意を払っています。給与に加え、賞与ではなく手当(歩合制)という形で数々の報酬が得られる仕組みになっています。勤務時間も厳守し、週4日勤務にも対応しています。

〇 未経験者でもできるお仕事ですか。
 初めは助手として、リーダーが作業手順や道具の使い方を徹底して教育していきます。現在も外国人従業員がいますが、安全教育を中心に指導を受けて立派に従事しています。

〇 なぜ、協力事業主として引き受けられたのですか。
 何より、町田地区の保護司の方から強力に声をかけられたからです。更生保護という考えにも賛同しており、現在も対象者を引き受けています。また、折しも人材確保が厳しい昨今、若い世代への貢献や支援に役立つことが出来ればと思っています。

 インタビューは当初の予定をはるかに超え、あっという間に時間が過ぎてしまいました。「現場や緊急時には、これが機能する。」とガラケーを見せていただいたり、外国人従業員の国際事情や業界の受注状況の裏話など、とても楽しいひと時でした。ありがとうございました。

児島社長
作業風景

            (広報部 佐川 雅夫)